各種取り組み

Activities

患者総合サポートセンターのご案内

ごあいさつ

令和5年11月より『旧・患者総合サポートセンター』と『医療福祉支援科』の各機能が統合し、 新しい『患者総合サポートセンター』が発足しました。当センターは更に、「患者サポートセンター」と「地域サポートセンター」に機能分化しています。 「患者さまやご家族が安心・安全に継続した医療・福祉を受けられるように、院内・院外の関係各部署・機関と連携し、通院・入院・退院後も含めて総合的に支援することで、 患者サービス向上を目指します」というセンター理念のもと、精神科・身体科両方の入院支援・退院支援・病床管理という各部門を一元化することにより、 患者さま・ご家族にとって、より利用しやすく分かりやすい窓口となっています。

関連図

患者サポートセンターのご案内

地域医療連携

地域医療連携とは、地域医療機関や施設がそれぞれの機能を活かし患者さまが必要とする治療やリハビリ、 療養、介護を受けられるよう連携する医療体制のことをいいます。連携の種類には、かかりつけ医と病院との連携(病診連携)、 急性期病院とリハビリ病院 ・ 療養型病院との連携(病病連携)、病院と介護施設等との連携等があります。 患者さまが安心して地域で暮らせるように、当センターと地域の医療機関や教育機関、かかりつけ医の先生との橋渡しの役割を担います。

  1. 前方連携
  2. 地域医療機関の先生(かかりつけ医)との連携を図り、地域医療機関からの紹介患者さまをスムーズにお受入れするための調整や、地域医療機関の先生方と当センターをつなぐ窓口としての役割を担います。

  3. 後方連携
  4. 退院調整看護師や医療福祉相談員(医療ソーシャルワーカー)が、入院中の患者さまやご家族の方からの医療的・社会的・経済的問題へのご相談に応じ、問題解決への助言、調整を行い、安心して療養生活が過ごせるよう支援します。必要に応じて、退院調整を行い、地域医療機関や保健・福祉関係機関と連携を図り、在宅療養や転院に向け調整し、切れ目のない医療・福祉サービスの提供を行います。

  5. セカンドオピニオン
  6. 他医療機関から当院へ、当院から他医療機関への調整を行います。

入院支援

入院予約・入院前面談

  1. 目的
    1. 入院前から患者さまの抱える身体的、精神的、社会的問題を把握し、早期から多職種が連携して患者さまを支援します。
    2. 患者さまが、安心して安全に医療を受け、快適な入院生活を送ることができるよう支援します。
  2. 役割
  3. 看護師と医療ソーシャルワーカーが入院前面談を行い、患者さまの様々な状況をアセスメントし、 医師、病棟看護師、薬剤師、管理栄養士、理学療法士、作業療法士などの多職種と密に連携しながら、入院前から患者さまのサポートを行います。 患者さまが安心して治療を受けられるよう、入院前から一人ひとりの状況を把握し、退院後も含め、一貫した支援を行います。 病院内の多職種の連携、地域とのつながりを強化し、切れ目のない医療を提供します。

病床管理

  1. 目的
  2. 入院患者さまのスムーズな受け入れができるよう、ベッドコントロールを担います。

  3. 役割
  4. 当センターにベッドコントロール看護師を配置し、全病床の利用状況(入退院情報・転棟情報・入院待機情報等)を中央管理し、効果的なベッドコントロールを実施します。

  5. 業務内容
  6. 1)平日日中の即日入院の病床を確保
    2)病床確保困難時の対応
     Ⅰ.一般科病棟同士の転棟、精神科病棟同士の転棟
     Ⅱ.精神科病棟から一般科病棟への転棟、一般科病棟から精神科病棟への転棟

退院支援

入院中の患者さまが、退院後も自立した自分らしい生活の継続ができるよう、また、スムーズに在宅生活に戻れるよう、医療ソーシャルワーカー及び退院支援看護師が退院の支援を行います。

支援内容

  • 退院後の介護や生活に不安がある
  • 退院後、自宅でどのような制度を利用できるのか知りたい
  • 転院が必要と言われたが、転院先について知りたい
  • 入所できる施設について知りたい

医療福祉相談

病気になると、健康な時にはなかったような、さまざまな問題や心配が起こってくることがあります。 当センターではそんな時、専門の医療ソーシャルワーカー及び相談担当者が、お力になれるようご相談をお受けします。 また、患者さまやご家族の方からの様々なご相談・ご意見をお受けし、ご相談内容に応じて、各関係部署と連絡し解決へ向けて支援します。

たとえば

  • 医療費や生活費など経済的な不安がある
  • 健康保険、年金など社会保障制度について知りたい
  • 介護保険や障害者福祉制度について知りたい
  • 身体に障害が残り、これからの生活に不安がある

地域サポートセンターのご案内

ごあいさつ

当センターは、精神的な病気や障がいをお持ちの方が「自身の望む地域で自分らしい生活を続けたい…」という思いをサポートします。 「誰もが住みやすい地域づくり」(地域包括ケアシステム)が全国的に進められているところであり、当院においても外来に通院されている 患者さまや地域の中で困っている、さらにはご家族への支援を包括的に行うため発足しました。

地域生活支援・・・"暮らす場所"をサポート

当法人の社会福祉施設や、自立訓練施設、病気に理解のある地域の大家さん等と連携し、自身が望む生活実現へのステップアップの支援をします。

【社会資源】

グループホームや福祉ホーム、サービス付き高齢者住宅、自立訓練施設、下宿、アパートへの入居支援など

精神科訪問看護・・・"生活に身近な困りごと等"をサポート

訪問看護ステーションやクリニックの先生から依頼を受けた看護師、精神保健福祉士(医療福祉相談員)がご自宅に直接訪問し、健康管理や日々のお悩み、将来への目標や不安などについて一緒に考えていきます。

【社会資源】

訪問看護ステーションあまりりす、ゆのかわメンタルクリニック精神科訪問看護

医療福祉相談・・・"どうしたらいいの?"全般的なご相談をサポート

精神疾患や障がいをお持ちの方、またそのご家族からのご相談に対応致します。 お困りごとに応じて、利用できる制度や施設、サービスは様々あります。「何がわからないのか、わからない」とお悩みの方に適切な情報をお伝えしたり、 問題を整理しながら一緒に考えていきます。また、各関係機関やご家族からのご相談にも対応し、当事者の方々を支えるネットワークづくりを行います。

【制度/社会資源の実例】

障害年金や精神障害者手帳、自立支援医療や生活保護申請など制度全般に関すること。入院相談や受診調整。地域の包括支援センターや行政、ひきこもり支援機関、依存症支援の自助グループ等との連携

リハビリテーション・就労支援・・・"社会参加や働きたい"をサポート

入院治療を終えた方や外来で病状が安定した方々のリカバリー支援を行います。

【社会資源】

ボランティアやデイケア(リハビリテーション)、復学、フリースクール、就労支援事業所の紹介、リワーク支援など

フロー図

※※ 事前連絡なしの紹介患者様(当日紹介状持参)につきましては、その日の診察をお断りさせていただき、日程の再調整等を行わせて頂く場合がございます。

受診(予約)申込書 書式は以下のリンクからダウンロードしてください。
>>PDF形式
>>Excel形式

患者サポートセンターへのお問い合わせ

【受付時間】

月~金曜日 9:00~17:00/土曜日 9:00~13:00

【直通連絡先】

一般科・精神科身体合併症病棟担当 TEL 0138-59-2357/FAX 0138-59-2306
精神科病棟担当 TEL 0138-59-4198/FAX 0138-59-2507
ゆのかわメンタルクリニック TEL 0138-59-3331/FAX 0138-59-6717

地域サポートセンターへのお問い合わせ

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TEL 0138-59-4198/FAX 0138-59-2507

受診申込に関するお問い合わせ

【受付時間】

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【直通連絡先】

TEL 0138-59-2357/FAX 0138-59-2306